喜びのタネまきその5 窓ガラスの清掃の注意点
黄砂が落ち着いたら、窓ガラスの清掃をしたいと考えている方も多いと思います。
そこで、今回は、ガラスの清掃でやってはならない事をお伝えしましょう。
ポイント1
ガラスのお掃除の後は、水分をきっちりふき取る!
外窓ガラスの清掃をするときに、ホースで水をかけて洗い流しそのまま自然乾燥させる方、意外と多いのですが、実はこれ、何度も繰り返しますと、窓ガラスにスケールを付着させる原因になります。うろこ状に、白い痕がついて何を使っても、とれなくなってしまうのです。
スケールとは、水道水の中に含まれるカルシウム分やシリカ等が、水分の蒸発の後に残って付着する白いうろこ状の痕のことを言います。これは、非常に硬く水に溶けにくい性質を持っているので、一般的な洗剤や道具では歯が立ちません。
ですから、お掃除をした後は、水分をきっちりと拭きとることが重要なのです。
植物の水やりなどで、窓に水がかかってしまった場合も、こまめに拭きあげて、スケール付着の予防をしましょうね。
ポイント2
ガラスに洗剤分を残さない!
ガラスが凄く汚れてる~ と思ったら、洗剤をたっぷり使って早く汚れを落としたいと思ってしまいますよね。
でも、たっぷり洗剤を使ったら、その後は、水洗いをしたり、ふき取りの回数を増やして、ガラスの表面に洗剤分を残さないように気をつけなければなりません。
洗剤分がガラスの表面に残ってしまいますと、その不純物が日光にさらされ、硬化してしまい、流線状に虹色に光って、まるで油を塗ったようになってしまうことがあります。
この現象は、そう多くはある現象ではありませんが、私の過去の清掃経験の中で2回ほど見たことがあります。
これも、もとの透明なガラスに戻すことは難しいものです。
洗剤をかけたままで放置し、忘れてしまうことのないように気をつけましょう!
ということで、つまり、窓ガラスのお掃除のポイントは、とにかく
「拭きとりをしっかりする」 ということなんです!
如何でしたか? 一生懸命お掃除したのに、失敗してしまうことがないように、少しでも
皆様のお役にたてる情報が発信できれば幸いと考えております。
それでは最後に、ダスキンの創業者 鈴木清一のことばをご紹介させて下さい。
「迷えるあなたに」
その気になったら楽になった。
…損をする覚悟ができたら、楽になった
…自分が悪い、お詫びをしようと、いう気になったら楽になった。
水は、たえず、澄もうとしている。
静かに落ち着く事だ (喜びのタネまき新聞 第64号より)
ダスキンフランチャイズ加盟店 ダスキン近文
株式会社ゆう美堂 上杉 美由紀
株式会社ゆう美堂 上杉 美由紀
2020年04月21日 20:27