喜びのタネまきその8 エアコンのお手入れ
そこで、今日は少し、エアコンのお話をしたいと思います。
エアコン内部はカビが繁殖しやすい環境です!
前回のコラムでお風呂のカビのお話をしましたが、実は、エアコン内部は、カビを繁殖させる条件が揃っています。
エアコンは、周りの空気を取り込み、エアコン内部の熱交換機を通っている間に、空気を冷やします。その際に、エアコン内部には結露によって水分が残り、湿った状態になります。空気中の埃も一緒に取り込んでしまいますので、温度と湿度、栄養という条件が揃いカビの生えやすい環境をつくりだしてしまうのです。
すでにカビがついてしまったエアコンをご家庭で清掃するのは、非常に難しいので、専門業者にお願いするのがよいでしょう。
そこで、今回は、なるべくエアコン内部にカビを発生させないように、専門的な知識がなくても自宅で簡単にできる簡単なお手入れ方法をお伝えしたいと思います。
ポイント1
フィルターはマメにお掃除を!
エアコンには、空気中の埃を機械内部に通さないように必ずフィルターがついています。簡単に外れますので、本体から取り外し、掃除機で埃を吸い取ってください。
それだけで取り切れない汚れや埃が残っていたら、浴室などで水洗いをしましょう。
汚れがきつければ、中性洗剤を使ってやわらかいブラシでこすってください。洗った後は水で完全に洗剤分を洗い流してくださいね。
洗い終わったら、フィルターをよく乾燥させてから元に戻します。
2週間から4週間に1回はフィルターの掃除をしましょう。
今は、お掃除機能付きのエアコンも販売されており、自動的にフィルターの清掃をしてくれるものがあります。その場合は、ダストボックスのごみを定期的にとりのぞくようにしましょう。
できる限りこまめにお掃除して、エアコン内部に埃が溜まらないようにしましょうね。
ポイント2
エアコンを消す前に“送風運転”を
冷房運転をおこなうと、エアコン内部は結露によって水分が残ります。ですから、そのままにしておくとカビが生えやすい状態になってしまいます。
カビの発生を抑えるためには、なるべくエアコン内部を乾燥させることが必要です。
冷房運転をした後は、スイッチを切る前に30分から2時間程度”送風運転“をしてからスイッチを切りましょう。
こうすることによって、エアコン内部が乾燥し、カビが生えにくくなります。
如何でしたか?
簡単なことですが、少し意識して試してみてくださいね。
それでは、最後に、ダスキンの創業者 鈴木清一のことばをご紹介させて下さい。
「しきり直し」
仕事を頼んでも、すぐにやれない人があります。
そんな時私は、お相撲の仕切り直しを思い出します。
立ち上がりには両者の呼吸がととのうのが大事です。
相手に「サァ、時間いっぱい立ち上がりですよ」とうながして、
もう一度、しきり直しをする気で
相手の立ち上がるのを待ってあげましょう。 (鈴木 清一)
ダスキンフランチャイズ加盟店 ダスキン近文
株式会社ゆう美堂 上杉 美由紀
株式会社ゆう美堂 上杉 美由紀
2020年07月29日 09:50