喜びのタネまきその13 拭き方を意識してみよう!
寒い毎日が続きますね。それでも、時折春を迎える日差しを感じることがあります。この季節は、いつも、なんとなく下準備をしながら出番を待っている気分になるのです。
さて、前回はクロスの選び方についてお話ししましたが、今回は拭き方の基本についてお話ししましょう。拭き方に基本なんかあるの?と思われるかもしれませんが、少しでも皆様の参考になれば…と思います。気になる部分があれば、是非試してみてくださいね!
クロスは手のひらサイズにたたんで使おう!
クロスは、きちんと手のひらサイズにたたんで使いましょう。
基本は、畳半畳でクロスをひっくり返して拭いていく。また、半畳拭いたら面を変えて
拭いていく。片面のきれいな面を全て使い切ったら、今度は裏返して1枚の雑巾の両面を使い切ります。クロスの大きさにもよりますが、通常片側8面位とれるので、両面使えば16面。8畳のお部屋を、クロス1枚使い切って拭くという目安になります。
汚れ方にもよるので、その辺は調整してくださいね。
ぐちゃっとつかんで、拭いてしまっては、対象面に対して拭き残しができたり、クロスのあちこちが汚れて、ひっくり返して、キレイな面をつかうことができなくなってしまいます。ほとんどの方はキチンとたたんで使っていると思いますが、これは日本人の特徴らしく外国の方は、ぐちゃっとつかんで拭く方の方が圧倒的に多いらしいですよ。
クロスをバケツの水で洗いながら使わない
1枚のクロスをバケツの水で洗いながら使う。なんの問題があるの?と思いますよね。
使ったクロスを洗ったら1回で、バケツの水は汚れてしまいます。
「汚れた水で洗った雑巾でお掃除しないでちょうだい!」
そう思いますよね。だから、最初に何枚かクロスをきれいな水に浸して絞っておきます。
一枚のクロスの両面を全部使い切ってしまったら、次の新しいクロスを使うようにします。バケツの中で水洗いしない方が衛生的ですよね。
拭き方にもコツがある!
新人さんを採用したときに、初めに教えるのが、拭き方の基本です。
人によって、拭き方にも様々な癖があります。
①弧を描くように拭く 両サイドにゴミが散らばり掃除をしたあと細かいゴミが残る。 |
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②方向性がなく汚れているところからランダムに拭く 意外と多いパターン。 |
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③円を描きながら拭く。 目に詰まった汚れを取るときには有効な拭き方。 |
じゃあ、どんな風に拭けば良いの?
先に角をしっかりとって、ゴミを集めるようにしながら
四角く拭いてください。これが、正しい拭き方です。
なあんだ、こんなこと!
でも、意外と出来ていないんですよ。
あなたは、無意識にどんな拭き方をしていますか?
ちょっと意識して、正しい拭き方を心がけてみてくださいね!!
さあ、それでは、最後に、ダスキンの創業者 鈴木清一のことばをご紹介させて下さい。
「嫌いだと思う人にこそ」
極端に言えば、私たちの敵になる人、私たちを憎んでくれる人。
汝の敵を愛せよ、ではございませんが、嫌いだと思う人にこそ、愛を注ごう。
自分とはウマが合わない、しかし、そういう人にこそ、自分がいわゆる何か
いいところを尊敬しようと、得ようといったような、
そうすることによって、自分自身が、私は成長していくんだと
こういう風に感じます。
広島中央地区本部会社開所式(1977年) 鈴木 清一
ダスキンフランチャイズ加盟店 ダスキン近文
株式会社ゆう美堂 上杉 美由紀
株式会社ゆう美堂 上杉 美由紀
2021年03月02日 12:37