喜びのタネまきその10 トイレ清掃のコツ
昔から「妊婦中にトイレ清掃をするとかわいい子供が産まれる」なんて言われていますがトイレ清掃には何か精神性みたいなものがあるような気がします。皆さん、日頃からトイレの清掃はしていると思いますが、いつの間にか、どこからか臭いがしてくるようになったり、洗剤では落ちない頑固な汚れがついてしまったり、そんな経験はありませんか?
そこで、今日は見逃しがちなトイレ清掃のコツをお伝えしましょう
便器についてしまった硬い尿石は市販の洗剤では落ちません!
尿石とは、洗剤などで落としきれずに便器に残った尿の中に含まれるカルシウムなどが結晶化し付着したものです。
いったん尿石がついてしまうと、便器内の環境はさらに尿石の発生を促してしまう状態になります。
尿石は多孔質のため、有機物や一般細菌が繁殖しやすく、これがあのツンとした悪臭の原因となるのです。
歯垢が歯ブラシや、歯磨き粉で簡単に落ちないように、この尿石は、水にも洗剤にも容易に溶けてはくれません。
ですから、尿石の発生を抑えることが一番、大切なのです。
ポイント1
便器の裏は、時々鏡でチェック!
尿が付着している部分に充分な洗剤があたり、ブラシ等でお掃除ができれば、尿石の発生は抑えられます。
が、見落としがちなのが、便器の裏! 便器に顔を突っ込んでみなければ見えないところだけに、洗剤やブラシが届いていない場合があります。
鏡を使えば、隅々まで、しっかりチェックできますよ!
ポイント2
便器の付け根もブラシをかける!
便器は、きれいに洗浄しても便器と床の隙間に、こぼれた尿が溜まっている場合があります。
便器の付け根もブラシをかけて、きれいに洗浄しましょう。
ポイント3
トイレの壁ふき!
便器の両側の壁も時々拭きましょう。便器はとてもきれいなのに壁から臭いしてくることもあるんですよ!特に男性の多いご家族では、 きれいに見えても飛散した尿がうっすら
と壁全体についていたりもするのです。
ポイント4
便器の隙間!
便座と便器の隙間、便座の裏の隙間など、便器には溝や隙間がいっぱい!
隙間に入り込んでしまった汚れをブラシで、掻き出してあげましょう!
ということで、トイレのお掃除には、トイレブラシだけでなく、細かな部分を清掃するブラシを用意してくださいね。
ちなみに100円ショップで売られているツインブラシは、とても便利!
やわらかいブラシと硬いブラシが一本で使えるので重宝です。
もし、すでに尿石がついてしまった場合には、お掃除業者に依頼すると、特別な薬品を使って奇麗にしてもらえます。いったんプロの手を借りてから、キレイを維持することがお薦めです!
それでは、最後に、ダスキンの創業者 鈴木清一のことばをご紹介させて下さい。
「すべてがプラス」
「とりようによっては、すべてがプラス」というのが
「祈りの経営」のものの考え方です。
そして新しい道を自ら踏んで開いていただくこと、
「踏んでいくことで道ができる」という積極的な生き方をして、
あなたが先ず、その道づくりの努力をする人になって頂きたいのです。
( 社長週報 第236号 1973年 鈴木 清一 )
株式会社ゆう美堂 上杉 美由紀